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トピックマップがもたらす効果

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トピックマップとは、要約すると

トピックマップとは、

  • 概念的な構造を持った索引
  • 情報リソースとは独立した上位層(メタレイア)で、情報を意味的に組織化し、管理、検索、ナビゲートするための新しいパラダイム

です。

ISOの委員でトピックマップの推進者であるSteve Pepper氏は、論文"TAO of Topic Maps"(トピックマップの三大要素)の中で

  • 知識構造の記述と情報リソースへの関連付けのためのISO規格
  • 情報宇宙のGPS(Grobal Positioning System)
  • 大容量で相互接続された情報ナビゲーション手法の提供

と、述べています。 (TAOは"道"にも掛けています。著者は"TAO of TopicMaps"を「トピックマップ道」と洒落ているのです)。

トピックマップ利用のメリットとは何でしょう。

  • 概念、意味レベルでの情報操作
  • 情報実体とメタデータの分離
    • 情報実体の変更なしに情報の組織化、体系化が可能
    • 情念体系のメタレイアでのモデル化が容易
    • デジタルコンテンツのカテゴリ分離、管理に有効
  • 主題の厳密な識別が可能
  • 直観的な馴染みやすさ
  • 標準に準拠
    • 情報資源の永続性の確保
    • 多様なツール選択、利用が可能
    • プラットフォーム、ベンダー等に非依存
  • 情報資源に対する多様な視点の設定および視点間のナビゲートが可能
  • 利用者視点での情報の組織化が可能(personalization)

トピックマップの応用例(国内)

  1. 文化資源情報の組織化
    • 源氏物語トピックマップ、古今和歌集トピックマップ
    • 文字データベースに基づく文字オブジェクト技術の構築
  2. Thesaurus辞書
    • 医学用語Thesaurus
  3. XML関連情報トピックマップ
    • ディスクロージャー・イノベーション株式会社のホームページ
  4. Webアプリケーション
    • 配色サービスにおける提供者と利用者のMatchMaking
  5. 多言語による教育用語定義
  6. COE21プロジェクト 唐代研究ナレッジベース
  7. その他
  8. これらの応用例の多くに、ディスクロージャー・イノベーション社が協力しています。

    トピックマップ の適用分野と事例

    • 多国籍企業の共通語彙
    • 百科事典
    • 合併後の知識の統一
    • カンファレンスプロシーディング
    • 多言語文書管理
    • 科学ジャーナル
    • 法律関係の出版
    • E-mail
    • 金融情報
    • E-コマース用の製品カタログ
    • 薬学、医療
    • 系図
    • 技術マニュアル
    • ソフトウェアドキュメンテーション
    • 教育、e-learning
    • アーカイブ
    • 電子図書館
    • チーム作業
    • 参照サービスのWeb site
    • ナレッジマネジメント
    • Web上の情報検索
    • 電子美術館、電子博物館
    • メタデータスキーマ
    • インデックス、シソーラス、語彙集
    • マッチメーキング
    • その他

    このように、多くのデータを持っているところではどこでも、情報の整理と検索に活用できます。

    トピックマップの応用例(海外)

    1. 出版(電子出版、印刷物)
      • アメリカ 内国税歳入局(IRS)の税関系の出版物
      • Cogitech ホームページ
      • フランスの百科事典(quid)
      • XML Conference Proceedings
    2. Webアプリケーション
      • ノルウェー ITU教育プロジェクト用のWebサイト
      • 南アフリカ CSIR iWorks Ideabank研究所での知識/アイデア共有
      • Partrimoine 金融関係ドキュメント用のイントラネット
    3. アプリケーション関係
      • Bravo ナレッジマネージメントツール
    4. アプリケーションインテグレーション
      • StarTeam ソフトウェア開発/保守のための共同作業環境
    5. コンテンツ管理
      • アメリカ エネルギー省 機密文書ガイド/管理
    6. e-Learning、telelearning
      • ドイツ 教材のナビゲーション アプリケーション
    7. Webポータル  
      • ノルウェー forskning.no 若者向け科学技術情報のポータルサイト
      • ノルウェー forbrukerportalen.no 消費者情報のポータルサイト
      • ノルウェー matportalen.no 食品情報のポータルサイト
      • ノルウェー avhending.no 不動産販売のポータルサイト
    8. 電子調達、取引
      • 韓国 ETRI Collaborative Product Commerce(CPC)プロジェクト      
    9. ビジネスプロセスモデル
      • シェル石油 (Topic Maps と NewsML の併用)
    10. その他
      • 欧州議会、政府機関、制約会社、プジョー、・・・・

    ここに示す多くの例がノルウェー語など英語以外のサイトが多いため、折角の例の意味が分からないのが難点です。

    関連するサイト

    以下の関連サイトを参照してください。

    トピックマップを体験するために以下のフリーツールがあります。

    Ontopia社は、ISOのトピックマップのワーキンググループで主査を務める、Steve Pepper氏が創立した会社で、Omnigatorは数あるツールの中でも一番進んでいます。

    国内ではディスクロージャー・イノベーション社とナレッジ・シナジー社が取り扱っています。 (有)イー・エイド社はそのサポートをはじめました。


    Table Of Contents
      1. トピックマップとは
      2. トピックマップの三大要素
    * 3. トピックマップがもたらす効果
      4. 標準化活動